まずは『塚原高原観光案内所』から自転車の旅、出発!

その高原を縫うように走る県道616号沿いにある『塚原高原観光案内所』。
まずはここで事前に予約しておいた自転車を受け取ります(当日でも空いていればレンタル可能)。

高原内に点在するカフェやショップ等、観光や宿泊のパンフレットを取りそろえているので、まずはここで情報収集。
スタッフさんの案内も丁寧で安心感ばっちり。

レンタルできる自転車は、スタイリッシュな「TOKYOBIKE」と快適な電動自転車の2種類(どちらも2時間1000円)。
見た目がおしゃれで、写真映えも抜群!
そのほか、2人乗りのタンデム自転車などもあります。

コロンとしたマットな質感のオシャレなヘルメットも貸し出されていて、旅のワンシーンがまるで雑誌の1ページのようにキマります♪
ヘルメットをかぶっていざ出発!
湧水の地『霧島神社』で感じる静けさと清らかさ

道は緩やかな傾斜が続き、風を感じながらのんびりペダルをこぐだけで心がほぐれていきます。
途中、地元の民家が並ぶ静かな道を抜けて辿り着いたのは、『霧島神社』。
鳥居をくぐると、木々に包まれた参道が心を鎮めてくれます。

社殿の横からは、名水として知られる湧水が勢いよく流れ出ており、手を浸すとひんやりと心地よい感触。
ウォーターボトルにそっと水を汲み、お賽銭を忘れずに手を合わせました。

神聖な空気に包まれるこの場所は、旅のひと休みにぴったりです。
*スポット情報
霧島神社
住所:大分県由布市湯布院町塚原
※水を汲んで持ち帰る際にはお賽銭を忘れずに
香ばしいパンの香りに誘われて。『オニパンカフェ』で見つけた、旅のごほうび

途中、小さなショップやカフェがポツポツと現れ、「あ、ここも可愛い!」と発見の連続。
由布岳の稜線、木立の美しい背景に広がり、まるで映画のワンシーンのような景色に思わずシャッターが止まりません。
最初に立ち寄ったのは『オニパンカフェ』。
焼き立てパンのいい香りが鼻をくすぐります。


『オニパンカフェ』のパンは、すべて天然酵母で作られます。白砂糖は使わず粗製糖、マーガリンは使わずフレッシュバターで。国産小麦を主体にしています。ちぎるとふわっと香るバターの香りと、小麦の甘さが口いっぱいに広がり…。
イートインもできるので、一休みするにもいいスポットです。
*スポット情報
オニパンカフェ住所:大分県由布市湯布院町塚原135-142
TEL:0977-85-5214
営業時間:【パン販売】11:30~16:00定休日:火・水・木曜(祝日の場合は営業/木は予約販売受取のみ)
想いを形に、ジュエリー体験でとっておきの思い出『イドアートジュエリー湯布院店』

塚原高原の過ごし方の一つに、クラフト体験もあります。
今回は『イドアートジュエリー湯布院』で、シルバーリング作りにチャレンジしました(1人7700円)。

職人さんに教わりながら一つひとつ手作業で形を整えていく時間は、まさに“自分と向き合うひととき”。

自分への小さなご褒美に。カップルや夫婦で記念のリングを作る人も多いそうで、相談すればプラチナやゴールドのリング、誕生石のオプションなども可能だとか。
旅の思い出が、指先にいつまでも残るって素敵ですよね。
*スポット情報
イドアートジュエリー湯布院店
住所:大分県由布市湯布院町塚原40-33
TEL:0977-85-4882
営業時間:10:00~17:00、日曜13:00~
定休日:水曜
旅の終わりに、ほっとひと息。『珈琲木馬』で味わう、心ほどける時間。

自転車の返却を前に、最後に立ち寄ったのは木のぬくもりに満ちた小さなカフェ『珈琲木馬』。

ドアを開けた瞬間、ふわっと広がるコーヒーの香りに誘われ、テーブルに腰を下ろすと、疲れた体にじんわりと沁み込むような一杯が待っていました。

こだわりのコーヒー豆は購入もできるので、お土産にもぴったり。丁寧に焼かれた「チーズケーキ」などのスイーツは、外のテラス席で楽しむのもおすすめ。
高原の風に吹かれながら、静かな午後の余韻をゆっくりと味わう…
そんなひとときが、心をふっと軽くしてくれます。
*スポット情報
珈琲 木馬
住所:大分県由布市湯布院町塚原4-35
TEL:0977-85-3385
営業時間:金・土・日曜 13:00~17:00
定休日:月~木曜

今回の塚原高原サイクリング旅は、ただの観光スポット巡りではなく、自然のなかで深呼吸するような「癒やしの時間」。
新緑がまぶしい春から夏にかけては、まさに絶好の季節。
風とともに、自分だけの心地よい時間を探しに、塚原高原へ出かけてみませんか?