Day2スタート!1日の始まりは湯平のパワースポット「谷川神社」から

湯平温泉街の西の山腹に佇む「谷川神社」は、集落から少し離れていることもあり、1日をスタートするにはぴったりの静かで落ち着いた場所。明治9年3月の太政官布告により、この地に合祀されたという、歴史ある神社です。
また、湯平温泉の安泰・繁栄と五穀豊穣を祈願するべく、毎年秋に開催される「白熊(はぐま)まつり」の起点にもなっています。

鳥居をくぐると、杉木立に囲まれた長い石段がまっすぐ境内へと続き、神秘的な雰囲気に包まれます。

石段には苔が生え、自然そのものの美しさに思わず見とれてしまうほど⋯!

境内はこぢんまりとしながらも厳かな空気が流れ、朝日が差し込む時間帯は特に幻想的。
静寂の中に鳥のさえずりや風の音が響き、静かに心を整える時間を楽しむことができました。

1日の始まりに心をスッキリとさせたい、パワーチャージしたい、なんていう時におすすめのスポットです
*スポット情報
住所:大分県由布市湯布院町湯平995
川魚専門の老舗「嬉し乃食堂」でランチタイム

この日のランチは、地元の人からも観光客からも愛される、昔ながらの食事処「嬉し乃食堂」へ。

湯平温泉街の入り口近く、石畳の通り沿いにあるこちらは川魚を専門に扱っており、鰻や鯉料理が人気です。

手書きメニューがびっしりと貼られた壁など、昭和レトロな雰囲気の中、温かい笑顔で店主のご夫婦が出迎えてくれます。

今回は、人気メニューだという鯉料理を初めていただきましたが、これが驚きの連続!
鯉こくは想像よりも優しい味わいで、ふわっとした口どけ食感が印象的。
クセがなく上品な味わいで、味噌との相性も抜群。ほっこり温まる一杯でした。

続いての鯉料理はお刺身。コリコリとした新鮮な歯ごたえが楽しめるお刺身は、酢味噌の甘酸っぱさとマッチして美味しさ倍増!
今まで味わったことのない食感と風味に感動しました。クセがなく食べやすい一皿です。

メインの鰻重は、素朴ながらもボリューム満点。ふっくらと焼き上げられた鰻は、香ばしいタレが程よく絡んでいて、シンプルながらも満足感たっぷりの一品でした。
*スポット情報
住所:大分県由布市湯布院町湯平357-2
TEL:0977-86-2054
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休
昔の湯治場の風情を味わえる「銀の湯」

湯平温泉街の玄関口にある「銀の湯」は、2024年9月に復活したばかり!
湯平で唯一開放されている公衆浴場として、地元の方から湯平温泉の宿泊者、さらには日帰り観光の人達が立ち寄っていきます。

昔はこの温泉が川の中にあり、湯に銀粉のような結晶が混じっていたことから「銀の湯」と名付けられたそう。

泉質はアルカリ性単純温泉。保湿成分のメタケイ酸も多く含まれているので、美肌の湯と呼ぶ人もいるのだとか。

バス用品やシャワーはなく、非常に簡素な共同浴場ですが、名湯と名高い源泉掛け流しの柔らかい泉質にはファンも多数。むしろ昔ながらの湯治場の風情をそのままに残しているところが魅力でもあり、日々の喧騒を忘れて非日常を味わうにはぴったりの場所でした。
*スポット情報
住所:大分県由布市湯布院町湯平351-7
TEL:0977-86-2367(湯平温泉観光案内所・石畳の驛つるや)
営業時間:10:30〜20:00
定休日:施設メンテナンスのための臨時休館あり